教会共同体は、人生を共に歩む兄弟姉妹です。いざという時にあわてないために、
主任司祭や信徒にふだんから近況報告をしておくようにしましょう。
また、教会とのつながりを保つために、
家族にも協力してもらえるように心がけましょう。
この「しおり」を家族やお世話になる方にもぜひ読んでもらってください。
そして分からないことがあれば、気軽に主任司祭や係りの者におたずねください。
1. 可祭の病床訪問
司祭の訪問を受け、ともに祈ることによって主の恵みをいただくことができます。
訪問の際、ゆるしの秘跡・病者の塗油・聖体の秘跡を、受けることが出来ます。
遠慮なく、病状が悪化する前に主任司祭に相談してください。
2. 緊急洗礼
病状の悪化した方が、以前から洗礼を受ける希望を表していた場合に限り
病床に司祭を招いて洗礼を授けていただくことができます。
司祭を招く余裕がない場合は、司祭に連絡して指示に従ってください。
3. 帰天の際の連絡
危篤や帰天に際しては、家族から教会へすみやかに連絡をしてください。
つながらない場合は、式典部担当者まで連絡をお願いします。
迅速に主任司祭に取次ぎます。
4. 葬儀社への依頼
希望される葬儀社が特にない場合、
カトリックの葬儀に熟知している葬儀社を紹介することができます。
5. 葬儀の形式と日程
ご遺族、主任司祭、葬儀社の三者で、通夜・葬儀の形式・日時などを決めます。
6. 葬儀ミサを行えない典礼日
主日および守るべき祭日はできません。
(主の降誕・聖なる三日間・主の公現・主の昇天・聖霊降臨・聖母の被昇天・元日)
*葬儀ミサを行えない日でも、特別な理由がある場合は、
ことばの祭儀による葬儀を行うことができます。
7. 約骨・墓所
納骨については、時期などの決まりはありません。
約骨を希望されるときには主任司祭に日時などを相談してください。
墓地については、カトリック府中墓地に、豊島教会の共同墓地を所有しています。
所属信徒及び信徒の家族であれば納骨することができます。
墓地の取得については、豊島教会墓地担当委員にお尋ねください。
詳しく説明します。
毎年、府中墓地に於いて合同追悼ミサ及び墓参を行っています。
8. 教会への葬儀献金
教会への献金及び司式司祭への謝礼をお願いしています。
*目安として
教会への献金 150,000円
(通夜がある場合+30,000円)
司式司祭への謝礼 50,000円(共通)
信徒ホール使用献金は50,000円
*事情のある方には相談に応じます。
9.命日祭・追悼ミサ
命日祭をいつ行うかについての決まりはありませんが、
年ごとの命日や日本の習質に沿った日にちで、追悼ミサを捧げることができます。
親族・関係者だけのミサ或いは祈り。
平日のミサを、帰天された方のための意向で捧げることも出来ます。
希望される方は、主任司祭にお申し出ください。
申し込みの封筒は聖堂にあります。
10.教会施設の利用
聖堂= 葬儀ミサ・告別式・追悼ミサ
信徒会館=当日の控室・収骨後の集まりなど、相談に応じます。
11.式典部の奉仕
豊島教会の奉仕の一つとして、式典部があります。
帰天された方の通夜・葬儀などの準備とお手伝いをします。
歌唱者・オルガニストへ依頼をします。
*教会では奉仕という立場から、式典部
及びオルガニスト・歌唱者個人への謝礼は頂いておりません。